はじめに軒先ケラバにすて板金をケラバ全体に取りつけていきます。

すて板金が終われば防水用ルーフィング、モラサンを屋根全体に敷いていきます。このモラサンという商品は、高い耐久性と防水性がアスファルトルーフィングの2倍あります。裏面には接着剤がついており、フィルムを剥がすと接着できるようになっています。仮止め用のタッカーが必要なく、作業性も良い商品です。

ルーフィングを全体に貼り終えました。

屋根が交じり合う谷部分には、捨て谷という板金をあらかじめ固定。その上に金属屋根をかぶせていきます。

金属屋根を軒先から取りつけていきます。3枚目のところには雪止め金具を野地板へ固定していきます。

雪止めの上の部分も貼りおえました。全体の金属屋根を葺き終え、最後の棟部分の施工に取り掛かります。

コーキングと防水用クッション材を棟部分に付けます。

その上にぬき板を取り付け、棟板金をかぶせ固定していきます。

軒先の角になる部分には、コーナー用の棟板金を取り付けコーキングを付けて重ねて固定します。

棟と隅棟が交わる部分は複雑な構造になりますので、重なり部分にコーキングにて雨水が入るとこをふせぎます。

棟の部分も終わり、今回の工事が全て完了しました。

以前の屋根よりも耐久性や断熱性がよくなり、快適な生活が送れると思います。