瓦の耐用年数とメンテナンス、瓦屋根の雨漏りについて
瓦の耐用年数はメーカーによって違いはありますが50年~60年です。
日本の瓦は、耐用年数が長いのが特徴です。瓦はうわ薬をつけて焼いて仕上げていますので、瓦自体のメンテナンスは必要ないのがよい点です。ただ瓦は陶器ですので割れることがあります。その他にも台風や地震などでずれたり、浮いたりすることがあります。そういった場合は雨が侵入し、雨漏りの原因になりかねません。また、棟や壁際などの熨斗瓦の下に塗ってある漆喰が剥がれたり崩れたりしていると、メンテナンスが必要となってきます。こちらも放っておくと雨漏りになる可能性があります。
割れている屋根瓦の写真です。
風などで硬い物などが飛んできて、割れることがあります。また瓦の中に含まれる水分量によっては、凍結して割れることがまれにあります。
瓦が少し浮いてしまっています。
棟の鬼瓦の部分がずれています。
棟の漆喰の部分が剥がれかけて落ちそうです。
屋根は見えにくい部分なので、気づくのは難しいですが、雨が侵入してくるとこのように野地板に穴が開き、室内の天井まで雨漏りしてしまいます。
地震もいつどこで起きるか分かりませんし、台風の時期がやってきます。普段あまり見られてない方も、見える範囲で見てみてください。気になる事がございましたらしっかりとお調べ致しますのでお気軽にご相談ください。
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