屋根を雨水から守っている ルーフィングについて
ルーフィングとは屋根の下葺き材で、屋根の下地材であるコンパネや野地板の上に貼る防水紙をいいます。屋根の瓦やカラーベスト、金属屋根などから漏れてきた雨などの水滴を家の中に侵入させないための、防水性の高いシートのことをいいます。実は屋根に載っている瓦、カラーベスト、金属屋根などには、ところどころにわずかにですがすき間があり、完全には雨を防いでいるのではないのです。屋根材の下に貼ってあるルーフィングさえしっかりしていれば、雨漏りは起きません。屋根材はルーフィングと下地材を守るためにあると言ってもいいまもしれません。なので、ルーフィングは雨漏りから家を守る重要な部分になります。
ルーフィングに求められる性能について
①防水機能を長く持たせるため、夏の屋根の表面温度は、70度以上になるので、高温になっても材料の性質が変化しない材料であること。
②冬の温度は氷点下にもなるので、この温度でも硬化せず避けたり、ヒビが入らないよう柔軟性を保ってくれる材料であること。また、ガッターの針(ホッチキスの針みたいなもの)、釘、ビスの錆で大きくなる穴を埋める柔軟性を持つものであること。
③施工が容易であること。
日の目を浴びることがないルーフィングですが、家を守る大事な役割があることを是非知っておいてください。
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