〇突然雨漏りがしてきた場合〇
突然雨漏りが発生したと思われがちですが、これは屋根や外壁に何らかの障害が発生し、長い間雨水が侵入してしたものが雨漏りを防ぐ防水シートなどを腐食させることで水が中まで侵入し、始めて雨漏りが発覚します。なかには断熱材などに水が吸収され、これ以上吸収できない位いっぱいになった時に、見える箇所にしみてくる場合もあります。
確かに雨漏りは家の劣化をはやめますが、気づいてすぐに崩れることはありません。どこかで雨漏りしていることが発見できたととらえ、どのように雨漏りをしているのかなどを落ち着いて確認しましょう。
確認することは、
・どこから雨漏りが発生しているのか
・どのような症状になっているのか
・どのような雨の時に雨漏りがはっせいするのか
というところです。
・どこから雨漏りがはっせいしているのかというのは、
1階なのか2階なのか
屋根なのか外壁なのか
サッシからなのかベランダからなのか
など、分かる範囲でいいのでどこから雨漏りしていそうか確認してみましょう。
少しでも位置がわかると、原因の追究がしやすくなります。
・どのような症状になっているのかというのは、
天井にシミが出来た、部屋にカビが発生した、水が垂れている
など、どこかなのと、どの位雨漏りしていそうなのかが分かるかもしれません。
・どのような雨の時に雨漏りがはっせいするのかというのは、
雨が強い時だけなのか、風がどう吹いているときなのか
たとえば、台風などの横殴りの時だけだと通常雨が当たりにくい場所なのかもしれないと、こちらも雨漏りの場所を探るのにほしい情報になります。
また築年数もわかると、経年劣化の可能性もあるので知っておきたい情報の1つです。
突然雨漏りするとびっくりしてしまいますが、雨漏りを直すためにもぜひ状況を確認されてみてください。