廿日市市 外壁に貼ってある化粧屋根材が落下 補修
アクセントとして外壁の一部に貼ってある化粧屋根材が落下したとご連絡を頂いており、復旧作業を行います。
外壁のアクセントとして使われている素材は通常屋根に使用するアスファルトルーフィングという屋根材です。
素材そのものは、増水シートが仕上げ材になった屋根材で、シート状で施工も容易、防火基準も認定されているもので、新築住宅で近年使われるようになったものです。
耐久性も高いです。
屋根に使用した場合は、太陽の熱で素材になっているアスファルトが溶け、アスファルトル―フィング同士が素材の重みで接着するようになっています。壁に使用する場合は、アスファルトルーフィングを釘とコーキングを兼用して止める方法で取りつけられます。
今回落下した原因としては、季節による温度差によって、アスファルトルーフィングの伸縮が起き、接着していたコーキングの接着性が弱まって落下したものと思われます。今回は落下した部分の復旧施工と、アスファルトルーフィングが変形している部分の補修の施工をすることにしました。
はじめに落下したアスファルトルーフィングが取りつけられてあった部分に、防水両面テープとコーキングを付けてアスファルトルーフィングを差し込んで取りつけられたら完了です。
壁の出隅部分のアスファルトルーフィングが伸縮によって浮いてしまったので、ドライヤーで温めて少し柔らかくし、コーキングを間に塗り抑えて接着すれば完了です。
アスファルトルーフィングは冬場は硬くなっていますので、無理に元に戻そうとすると割れたりすることがありますので注意が必要です。
また、北側の部分の外壁には、カビやコケが発生していましたので、落とす施工も合わせてさせて頂きました。使用したのはリムロクリーンというアルカリ性の液体を吹きつけ落とします。
お客様にもきれいになったと喜んで頂けました。
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