外壁材の種類とメンテナンス③
どのような外壁材があるか、どのくらいでメンテナンス時期がくるか、今回は木質系サイディングとALCの外壁についてご紹介します。
木質系サイディング 10年前後
木のぬくもりを感じられる質感が特徴のサイディングで、天然木・合板などの木材を主材しています。
木質系のサイディングは水に弱いため、こまめなメンテナンスが必要となり、そうでなければ木が腐る可能性があります。
少し早いくらいで、塗装を行うことが、味わいを損なわずに長持ちさせるコツといえます。
木の性質を理解した上で使用しないといけません。
ALC 10年~15年
ALC外壁とはコンクリートの1種であり、軽量気泡コンクリートと呼ばれるものです。
コンクリートのイメージとして重く硬いと思われるかもしれませんが、ALC内部は気泡の穴が空いており、水に浸すと浮くほど軽量な素材となっています。
重さは通常のコンクリートの約1/4くらいです。
また、この気泡が空気が層ともなり、夏の暑さ冬の寒さを室内に伝えにくく、断熱効果が期待できる素材ともいえます。
メンテナンスとして塗装が必要で放置してしまうと、気泡があるため水がしみ込むと中からボロボロになり、再塗装も困難となります。
次回はタイルとコンクリートの外壁をご紹介します。
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