外壁材の種類とメンテナンス④
どのような外壁材があるか、どのくらいでメンテナンス時期がくるか、今回はタイルとコンクリートの外壁についてご紹介します。
タイル 10年
外壁タイルは石や砂などを約1300度という高温で焼き固めて成型されています。
そのため、外壁タイルそのものは非常に耐久性が高く丈夫でほとんど劣化しません。
ですが接着面や目地の部分は劣化していき、この部分を放置しておくと、隙間から水が入るといった不具合が生じてしまいかねません。
また、外壁タイルは汚れがつきにくい外壁材ですが、それでも10年も経ってくると、蓄積された汚れが出てきます。
タイルそのものは10年くらいでは問題ないので、メンテナンス費用は安く抑えられます。
コンクリート 10~15年
コンクリートの外壁は、表面に塗装などを施さず、コンクリートの地肌をそのまま見せている外壁です。
開放的な空間がつくれ幅広いデザイン性がありオシャレな建築も多いです。
ですが、コンクリートの外壁はシンプルで装飾が少なく、雨染みやひび割れなどが目立ちやすくもなります。
他の外壁材と比べ、強度の高い外壁材といえますが、防水効果が劣化するとコンクリートの内部に水がしみ込み、専門的な改修が必要になるケースがあります。
耐用年数はあくまでも目安なので、建物が実際どのような状態なのか、変化が見られないか、定期的に確認してみてくださいね。
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