広島市佐伯区 築20年の屋根、棟瓦のずれの現地調査
佐伯区にお住まいの方より、築20年の家で棟の瓦がずれていて気になるので調べてほしい、とお問い合わせを頂きました。
早速現地確認に伺わさせていただきました。
現地に伺い屋根に上がらさせて頂きました。
瓦の耐用年数は、30年~50年もちますので、瓦自体の劣化はありませんでした。
このままでもまだ問題なさそうです。
こちらのお家は寄棟の屋根で、隅棟部分の熨斗瓦と、棟瓦のずれがあるのを確認しました。
また、棟瓦のすれた部分ではすでに雨水が侵入している様子がありました。
隅棟の方も、経年劣化と台風などの風による影響で、熨斗瓦がかなりずれているのが分かります。
また、熨斗瓦の下に塗っている漆喰も経年劣化により強度が落ち割れたり剥がれたりしています。
熨斗瓦とのすき間が指1本分くらいずれていますので、この部分から雨水が入り漆喰を壊す原因になってしまいます。
熨斗瓦に雨水が入ってたりして漆喰が下がり、熨斗瓦と隅棟の重みによって隅棟全体が下がっています。
このまま放置すると棟全体が崩れる恐れがありますので、お客様には今の現状を説明させて頂き、隅棟を葺き直しする方法で工事をされることをお話しし、見積もりを出させて頂く事となりました。
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