廿日市市 カラーベスト葺き替え工事 新しいカラーベストの取付
今日は昨日に引き続き、2階のカラーベストの葺き替え作業を行っていきます。
昨日の作業では、鼻先水切り板金とケラバ水切り板金を取りつけていますので、その続きからおこなっていきます。
先ずは新しく葺き替えるカラーベストを2階の屋根の上に上げ、配っていきます。
作業足場に取り付けた昇降用のはしごを使い、屋根に上げていきました。ある程度カラーベストを屋根に上げることができましたので、カラーベストを貼る準備をしていきます。
始めにスターターというカラーベストを鼻先板金に合わせ、専用の釘にて固定します。
横一列にケラバ板金を端から端まで取りつけました。
次に2列目よりカラーベストを貼っていきます。
1階の工事ブログでも記載致しましたが、カラーベストには雨はしの中央に欠けた部分、そして水下側の真ん中にカギがついています。
その部分を3点、初めに貼ったスターターに合わせれば、通り炭を出さなくても、横一列に貼れるようになっています。
カラーベストの中心より半分ずつずらして横に向け貼って、上がっていきます。
カラーベストは4本の専用の釘で固定しますが、釘を金づちでしめすぎないように打ちます。
たたき過ぎるとカラーベストが割れてしまいます。
カラーベストを割ったり切ったりするための道具です。
寸法を取り、ケラバ部分や棟部分の最後の一列のカラーベストを切って合わせていきます。
サンダーなどではカットしません。
カラーベストを棟まで張って上がりました。
次に棟板金を納めていきます。
棟までカラーベストを貼りおえていますので、棟板金の寸法に合わせ、ぬき板を棟部分に取り付けます。
棟板金をぬき板に取付け、ステンレス釘にて隅側より固定します。
棟板金のジョイント部分に5㎝以上重ねコーキングを付け、取りつけていきます。
ケラバ部分は寸法を合わせハサミを使い、ケラバ板金に合わせカットし、取りつければ棟板金の取り付けが終わります。
棟板金を取付けましたので、棟板金、ケラバ板金部分に釘を打った部分の釘の頭にコーキングを塗りました。
これで2階カラーベストの葺き替え作業が完了です。
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