スレート屋根材について③ 化粧スレートの劣化状況をご紹介
化粧スレート屋根の劣化状況について、どのようなものがあるかご紹介します。
・屋根材の割れやヒビ
強風か何かで硬いものが屋根に当たったり落ちたりしたり、屋根の上に載っているアンテナが倒れることでヒビが入ってしまうことがあります。
またひどい場合は割れてしまう可能性もあります。
そうなることで雨水が侵入してくる原因となってしまう恐れがあります。
・スレートの浮きや反り
劣化症状の1つで、これをそのままにしてしまうと台風など強い風がきたとき雨がそのすき間から侵入することがあります。
・屋根材の色あせ
塗装が劣化し色があせてしまい美観をそこないます。
また塗装の防水性がなくなってきたサインになります。
・コケやカビ
またコケやカビが生えたりすることで建物の美観が損なわれます。
コケなどは水分を含みやすいため、さらに増殖したり、常に湿った状態になって痛みが早まってしまいかねません。
・スレート自体の劣化
塗装の劣化や、屋根材の寿命によりスレート自体が劣化します。
再塗装しても塗装がすぐ剥がれたりし防水性能も無いため、雨漏りの危険性があります。
・棟板金の浮き、釘の抜け
屋根の棟に取り付けてある棟板金。
釘で固定してあるため、釘が浮いたり抜けたりすると板金も浮いたり剥がれたるすることがあります。
そのすき間から雨が侵入するようになります。
・板金の色あせ、サビ
棟板金や、壁際の板金で納めているぶぶんなど、塗装がしてあるため色あせてき、やがてサビてしまうことがあります。
サビてくると穴が空く可能性があります。
屋根材の下には防水紙やルーフィングを施工しますが、それも劣化した場合は室内に雨漏りとして住まわれている方を困らせることになります。
劣化を見つけた際は状況に応じて塗装や葺き替え、部分補修などやり方は様々ですが、対応する必要があります。
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