屋根勾配について③ 緩やかな緩勾配のメリット・デメリット
屋根勾配の違いでのメリットとデメリット
緩勾配
3寸以下の勾配を緩勾配といいます。
緩勾配でのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
・屋根の面積が抑えられる
屋根の傾斜がきつくなるほど屋根の面積が増えます。
傾斜が緩くなるほど逆に面積が小さくなります。
面積が減ると材料代も少なくなるので、屋根だけでいうと価格を抑えることができます。
ですが形状にもよって違いがありますが、外壁面積が増える場合もあるので勾配が緩いからいいという訳ではありません。
・屋根での作業がしやすい
勾配が緩いと屋根に乗っての作業がしやすくなるため、職人の人件費が抑えられる場合もあります。
工事の内容によっては足場も必要なくできることがあります。
・風の影響を受けにくい
屋根の頂上部分が低くなるため、突風や強風などの影響を受けにくくなります。
デメリット
・雨漏りの可能性が大きくなる
雨水の流れがゆるやかになるため、急勾配の屋根と比べると雨漏りの可能性が高くなります。
・劣化が早く進む可能性がある
ホコリやゴミなどが付着しやすくなるため、そのゴミからの塗装の劣化などが早まる可能性があります。
・屋根材が限られる
前回の記事でも記載いたしましたが、緩勾配は屋根材が限られます。
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