廿日市市 破風に穴が空いてしまったとお問い合わせ頂きました
廿日市市にお住まいの方よりお問い合わせを頂きました。
お問い合わせの内容は、屋根の破風が腐食し穴が空いているということです。
状態を確認するべく現地に調査に伺いました。
お家の到着し、まずは穴が空いた箇所を見させて頂きました。
2階の屋根ですが、地上から見える位置です。
お客様がおっしゃられていたように、破風に2ヶ所ほど穴が空いているのが分かります。
破風は木材で出来ていました。
お話を伺ったところ、築33年のお家ということです。
これまでに屋根を3回塗りかえをされ、外壁も塗り替えされているということでした。
見た感じもきれいな状態で、クラックやチョーキング現象は見当たりません。
10年ごとに屋根、外壁の手入れをきちんとされているということです。
屋根は見た感じ勾配が急で、お聞きしたところ6寸勾配です。
慎重に屋根に上がり見させて頂きました。
屋根材はカラーベスト葺きで、棟板金、ケラバ板金の取り付けの釘が少し浮いている所がありましたが、塗装のメンテナンスをされているためカラーベスト本体はまだ大丈夫そうです。
カラーベストの表面の塗装は前回が10年前なので防水性は落ちているようで、カラーベストの重なっている部分は雨水が残っているような状態ではありました。
裏側の屋根に回り、穴が空いていた破風のところを見てみました。
破風の上に付いているケラバ板金の取り付け部分が、経年劣化により取り付けがあまく浮いていたため、そこから雨水が流れ破風板にかかり、腐食して穴があいたものだと思われます。
浮いている部分はコーキングを最近されたということなので、一旦は大丈夫だと思われます。
状況をお客様に報告させて頂き、屋根の塗装についてもお話させて頂いた中で、今回は破風のところのお見積りをさせて頂くことになりました。
後日お見積りと、報告書をお持ちさせていただく予定です。
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