外壁のヒビ、もし見つけたらそこから雨水が入ってくるかもと心配になります。
またそれをどうしたらよいのか分からないと不安にもなります。
前回までにヘアークラックと構造クラックをご紹介いたしました。
今回は乾燥クラックと縁切れクラックをご紹介します。
乾燥クラックはモルタルなどの外壁材が乾燥していくときにモルタルの水分が蒸発、収縮します。
その収縮によってできるクラックのことを乾燥クラックといいます。
モルタルの上には仕上げの塗装を行うのですが、その表面の塗膜が先に乾燥し、モルタルが後から乾燥することでクラックが生じます。
そのためモルタルを先に乾燥させてから塗装をすることでクラックを防ぐことができます。
モルタルが乾燥しきるとそれ以上の収縮は収まりますので、クラックが大きくなることはありません。
乾燥クラックはヘアークラックよりも目立ちやすいです。
縁切りクラック
モルタルなどの外壁は1度で1面を仕上げていきますが、途中で作業が止まったり、部分的にやり直しが入るとその継ぎ目でひび割れを起こすことがあります。
その先に行われた部分と、後から行われた境目を縁とよびます。
縁切れクラックは構造クラック同様コーキングで補修します。
ヒビ割れにも原因が様々です。
それにより対処も変わってきますので、見つけた際はお問い合わせください。