雨漏りの原因はどのような症状からなってしまうのでしょうか。
原因の初期の症状をご紹介いたします。
原因① 屋根材のズレや割れ
台風の強い風にや地震によって屋根材がズレてしまったり割れてしまうことがあります。
そうするとその場所から雨水が屋根材の下に侵入してしまいます。
ですがこれがすぐ雨漏りにはなりません。
屋根材の下には防水紙が敷かれてありますので、それが屋内への雨水の侵入を防ぎます。
なのでズレや割れが起きていても雨漏りしていないからいいか、と放置してはいけません。
防水紙も劣化してしまいます。
また雨水が直接かかることによって劣化を早めてしまいます。
防水紙まで補修となるとその分費用が高くなりますので、初期段階の屋根材のズレや割れで直しておく方がお家にも、お財布にも優しいです。
原因② 屋根材の塗装の劣化
屋根材の色が以前の色から白く褪せて見えるようになります。
それは表面の塗装が劣化してきている証拠です。
表面の塗装に防水効果がありますので、それが劣化すると屋根材に直接雨がしみこみ、屋根材の下に雨水を侵入させたり、場合によっては冬に凍結し割れることがあります。
屋根材自体が劣化してしまうと吹き替えやカバー工法などで新しいものにしないといけなくなるため、これもまた費用が高くなります。
屋根材が劣化していなければ塗装だけで済みますのでこちらも早めのメンテナンスが必要です。
原因を知っておくといざというとき判断がしやすいのでお役に立つかと思います。
ぜひ点検されてみてください。