次にデメリットです。
ドーマーは形状も複雑になり、屋根勾配が緩やかな点等屋根の造りにとって条件的には悪条件が重なるのでどうしても雨漏りの危険性が高まります。
もちろんきちんと定期的にメンテナンスを行えば問題ありません。
しかし掃除に手間がかかるものドーマーのデメリットなのです。
天井近くに配置されている為、手軽に掃除することができないのです。
なので定期的なメンテナンスも手軽にはできないという事を予め知っておきましょう。
また、ドーマーの形は様々で、洋風の施工の為施工実績のある業者が少なく普及率も低いので施工費は高めな場合も多いです。
よって修理費なども高くかかることも知っておきましょう。
また採光目的で取り付けられるのでどうしても部屋の温度が上昇してしまいます。
なので夏場は部屋の温度上昇対策が必要になってくる場合があります。
最後に太陽光パネルの設置が困難ということです。
もうお分かりのように屋根についている屋根なのでソーラーパネルの設置の邪魔になる場合があります。
こうしてみると魅力を感じない方も多いかもしれませんが、
ヨーロッパ調で洋式住宅を希望される方にはもってこいの外観にしてくれるのがドーマーです。
デメリットを理解したうえで選択肢の一つに取り入れてみてはいかがでしょう。
ただし、ドーマーを取り付けるにあたって、風致地区等指定された地区においては、建設物の建築や樹木の伐採などに一定の制限が加えられている為、必ず市区町村に確認をしましょう。