9月に入り少し肌寒く感じる日も増えてきましたね。
もう少しして季節が変わると、だんだんと気にかかってくる屋根や外壁の冬の被害。
なかでも凍害被害について今回は記載していきたいと思います。
そもそも凍害とは何のことかといいますと、屋根材や外壁材に水分が入り込み、凍結や融解をくりかえすことによって水分が膨張し、表面を浮き上がらせ劣化させてしまうことで、。瓦やサイディングなど様々な材質でみられる現象です。
表面が劣化すると、それはその物自体の劣化を早め、結果住宅の劣化につながってしまいます。
凍害を発見した場合は早めに対策をしていきましょう。
凍害が起こりやすい地域は、やはり寒く温度が低い地域になります。
冬場、気温がマイナスになる地域では、凍害が起こる可能性が高まりますので要注意です。
凍害が起こる原因としては劣化が挙げられます。
凍害が起こりやすい窯業系サイディングは、最初のときは塗膜がしっかりと機能を果たし防水効果がありますが、経年劣化してくると防水効果が少しづつ失われ、セメント部分にまで湿気や水分を含むようになってきます。
その含まれた水分が膨張、収縮を繰り返し、結果表面が割れはがれてきます。
凍害がなければ再塗装だけで済んで費用も抑えられたのに、、、ということもあるかもしれませんので、防水性が薄くなってきたなと思ったら早めのメンテナンスをしていきましょう。