屋根の構造・名称
屋根はどのような部材がありどのように出来ているのか、今回は屋根の構造についてご紹介します。
小屋組(こやぐみ)
屋根の構造のことを小屋組といいます。
小屋組はいろんな構造体によりできており、小屋束・母屋・棟木・軒桁の4つで構成されています。
まずは小屋束(こやつか)という部材がが立ててあり、その上に母屋(もや)という部材が取り付けてあります。
また、母屋の一番上にある部材を棟木(むなぎ)といい、一番したの部材を軒桁(のきけた)といいます。
同じものでも、取り付ける場所によって呼称がかわってき、若干ややこしいです。
ちなみに小屋の中を小屋裏とよび、これは屋根裏や天井裏とも呼ばれる部分のことです。
屋根の下地
屋根の下地を構成している部材は、垂木・野地板・下葺き材の3つになります。
垂木(たるき)は母屋の上に、母屋とは垂直に取り付けられている木材のことです。
その垂木の上に野地板(のじいた)を取り付け、さらにその上に下葺き材(したふきざい)とよばれる防水シートを張っていきます。
この屋根の下地の上に仕上げの屋根材を取り付けていくのです。
今回は屋根の構造についてご紹介しました。
どこが何という名称なのか知ると面白いですよね。
次回も屋根に関する用語をご紹介します。
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