遣う必要はないですが知ると面白いかもしれませんので、よろしければ覚えられてみてください。
葺く(ふく)
仕上げの屋根材を張ることを葺くと言ったりすることがあります。
瓦葺きの屋根、スレート葺き、ガルバ葺きなどと使うことがあります。
雨仕舞い(あまじまい)
防水の収まりのことを雨仕舞といいます。
棟や谷や壁際、天窓がある場合など板金で収めますが、板金が正しく施工されていないと雨漏りの原因にもなります。
そうなった場合雨仕舞が悪いと使ったりします。
雨仕舞の良し、悪しは屋根にとって重要な部分になってきます。
勾配(こうばい)
屋根の傾斜のことを勾配といいます。
勾配は寸(すん)の単位で表して1寸、2寸と数えて、最大10寸まであります。
数字が大きくなるにつれ勾配がどんどん急になり、10寸までいくと45度の角度になります。
3寸以下の緩やかな勾配を緩勾配、6寸以上の急な勾配を急勾配といい、10寸にまでなると矩勾配(かねこうばい)といいます。
6寸以上になってくると屋根に上がるのは危険なので工事の際は足場が必ず必要になってきます。