前回、光触媒塗料のメリットをご紹介させていただきました。
良いこと尽くしに感じられますが、もちろんデメリットもありますので、光触媒塗料を検討されている方はデメリットも知っておきましょう。
デメリット
・光や雨が当たらない場所では効果が得られない
・無機質系の土砂などの汚れは分解できない
・サビには効果がない
・施工に手間やがかり、塗る人により性能の差が出る
・価格が高い
メリットだけ聞くととてもよく感じられる光触媒塗料ですが、あくまでも効果があるという話で、実用的なところでいうとデメリットがあります。
まず光触媒は紫外線や水と反応することで効果を得ることができるので、建物が密集ている場所や、日陰になりやすい個所などに光触媒を塗っても、光や雨が当たりにくいところでは効果がありません。
また酸化チタンを均等にちりばめないと効果が期待できないのですが、均等に塗布できる施工技術が難しく、人によって効果の差が出たり、また費用も高い傾向にあります。
このようにどのような素材や材料にもメリット、デメリットはつきものです。
使うの物の特性をよく理解し、効果があるのかないのか、費用はどのくらいかかるのか、いろんなことを比べる必要があります。