テラス屋根やカーポートの屋根で使われることのあるポリカーボネート。その特徴をご紹介していきます。
ポリカーボネートは耐衝撃性があり、耐候性や耐熱性にも優れた素材です。
耐衝撃性とは、その名の通り衝撃に強いこと。
一般的なガラスの250倍ほどの耐衝撃性があり、アクリル樹脂と比べても50倍強い素材です。
ハンマーなどでおもいっきり叩いて衝撃を与えても割れません。
耐候性がある素材は屋外で使用するのに適しており、太陽光や雨、風などに対して劣化や変質しにくい素材です。
そのため暑さ寒さに対して優れているので、耐熱温度は120~130度、耐寒性は-100度でもたえることができます。
その他にも透明性が高くガラスほどの透明度があったり、着火しにくく燃え広がりにくい難燃性や、加工性もあります。
屋根以外にもスマートフォンやカメラのボディ、車のレンズ、ヘルメットなどや飛行機の窓にも様々なところで私用されています。
デメリットとしては、薬品に対しての耐久性があまりないため、接着剤や洗剤などを使用することができません。
また、引っ張る力が強いと白く白化してしまい透明度が失われます。
デメリットに比べメリットの方が多く、屋根として使っていてもデメリットがあまり気にならないポリカーボネートなのでお勧めの素材です。