化粧スレート屋根の劣化状況について、どのようなものがあるかご紹介します。
・スレート屋根のヒビ、割れ
スレート屋根は5mmといため、強風などで硬いものが屋根に飛んできたり、屋根に乗ってるアンテナが倒れるなどした際、ヒビが入ったり割れることがあります。
ヒビは補修でも大丈夫な場合がありますが、割れていると交換をするようになります。
・スレート屋根の浮き、反り
経年劣化の症状の1つで、浮いてたり反っていたりすると隙間ができてしまいます。
その隙間に台風などの強風で吹き上げられた雨水がその隙間から入ってくることがあります。
・スレート屋根の色があせる
こちらも経年劣化の1つです。
表面の塗膜の防水機能が失われているサインなので、塗装のメンテナンスが必要です。
また見た目も損ねてしまいます。
・スレート屋根にコケやカビが生える
周辺環境にもよりますが、コケやカビが生える場合も防水機能が失われているかもしれません。
またコケは水分を含みやすいため、さらに劣化を進めてしまいます。
見た目にもあまりよろしくはないため、見つけたときはなるべく早く取り除いて掃除したほうが良いです。
・スレート本体の劣化
塗装が劣化してしまうとスレート本体の劣化が進みます。
また本体自体の寿命もあります。
そんな状態で塗装メンテナンスをしても塗膜がすぐ剥がれたりするので、吹き替えなどのリフォームが必要になります。
・板金の劣化
屋根のてっぺんに付けてある棟板金や、壁際の板金など、スレート屋根でも板金で納めてある箇所があります。
板金も表面を塗装で仕上げているため塗膜が劣化すると錆びて穴が開いてしまったり、クギで固定している部分が抜けたり浮いたりすることで板金自体も浮いてきたりします。
屋根は見えにくい部分ではありますが家の大事な役割をもっています。
定期的に確認して問題ないかチェックしましょう。