屋根材としてだけではなく外壁でもよく使用されているガルバリウム鋼板。
今回はそのガルバリウム鋼板について特徴をご紹介させていただきます。
ガルバリウム鋼板の原料は・亜鉛・アルミニウム・シリコンを混合しメッキした金属になります。
亜鉛の特徴は犠牲防食の効果があり、腐食を防ぎます。
アルミニウムは耐食性や加工性や耐熱性などの特徴があります。
それらの特徴があるため、金属ですが錆びにくく長持ちし、同じ金属のトタンと比べると4~6倍錆びにくい素材です。
また軽い素材なので、家に負担が掛かりにくくもあります。
ガルバリウムの特徴を紹介いたしましたが、全く錆びない素材ではありません。
強風で飛んできて物が当たり表面が傷付くことで、そこから錆びてしまいます。
またクギなどの他の金属が錆びてしまい、そこからもらい錆びが発生してしまうこともあります。
その他にもほこりやチリなどの汚れが、雨水などで流れずずっと付着していることにより、それが錆びる原因にもなることがあります。
そういう場合はメンテナンスとしてホースで水をかけてほこりなどの汚れを流してあげることが必要です。
念に1度のペースがあったらよいですが、海が近くの地域や酸性雨が降る地域では頻繁に流してあげた方が良いです。
表面の傷の場合は程度にもよりますが、タッチアップをしてあげることで解決できます。
ご自身でできるメンテナンスは適度にしてあげて長持ちできるよう気にかけてあげてくださいね。