皆さんが考える住宅に対するニーズって、どのようなものがありますか?
きっとたくさんあると思います。
デザイン性を重視したい…コスト削減を重視したい…機能性を重視してみたい…など。
新居を建てる際、屋根の形状は住宅の機能性やデザインを左右する重要な部分でもあります。
今日はその中で屋根の形状について考えてみようと思います。
屋根の形状を考える際には、まず住む地域の特徴を知ることが大切になってきます。
例えば、台風が頻繁に通る地域に住む場合、屋根は緩勾配の形状を選ぶと良いでしょう。
(勾配とは屋根の傾斜のことです。)
急勾配を選んでしまった場合、風の影響を受けやすくなって屋根の劣化が始まります。
緩勾配の場合、雨や水が滞留しやすいため、更に防水効果の高い屋根素材を選ぶと安心です。
一方、豪雪地帯に住む場合は急勾配の屋根を選ぶことが大切です。
もし緩勾配を選んでしまった場合、積雪による重量で住宅に悪影響がでます。雪が滑りやすい急勾配の屋根を選んだり、人の手で雪かきをしやすい陸屋根の形状を選ぶと安心です。
海岸に近い地域の場合、
必ず潮風とともに塩が飛来します。塩分は目に見えないものです。いつのまにか建物が被害を受けて建物が錆びる原因となります。中でも金属系の屋根材や外壁材を使用されていると、とくに錆びによる被害を受けやすくなります。
また、海岸に近い場所はときに強風が吹きます。
海風の抵抗を最小限にとどめる勾配の緩い屋根が望ましいです。
特に沖縄では傾斜がほぼゼロに近い切り妻屋根や、陸屋根がよく採用されています。
また、常に風に乗って塩が飛んでくるので、錆びが発生しやすい金属系の屋根材は避け、日本瓦やスレート屋根がおすすめです。気づいたら屋根が傷んでいることもあるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。もし地域性にあった屋根でない場合は二次被害が出るのを防ぐためにも一度プロにご相談されてみてもいいかもしれません。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん広島西店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2024 街の屋根やさん All Rights Reserved.