屋根のデザインを構成する主な要素は、この3つになります。
・色
・勾配→屋根の角度のことを指します
・形状→切妻や寄棟、片流れなど屋根の形
このうち、屋根材によって変わってくるのが色と勾配です。
現代の住宅用の主な屋根材には、瓦、スレート、金属屋根があります。
今回は屋根の勾配について考えてみましょう。
勾配の違いによって屋根にどのような特徴が出るのでしょうか。
屋根の勾配によって、住宅のデザインが違って見えますし、雨水の排水スピードにも違いがでます。勾配を緩くしたり、急にしたりすることで得られるメリットは変わります。
まずは緩勾配の特徴をみてみましょう。
緩勾配屋根とは、勾配角度が3寸以下の傾斜の低い屋根のことをいいます。
屋根の上での作業が容易で、軒の出を深くすると外観はシャープな印象になります。
緩勾配のメリットとして挙げられるのが
・施工費用が安価になりやすい→勾配が緩やかなので屋根面積が小さく屋根材が少なくすみ、屋根に上がっての作業が可能になるため必ずしも足場を必要としません。作業もしやすいので人件費も抑えられます。
・風の影響を受けにくい
・施工期間が短くなりやすい
などです。
一方、デメリットとしては
・耐久性が低くなる
・雨漏りがしやすくなる→雨や雪が滞留しやすい
・デザイン性が乏しくなる→地上から建物をみた場合、屋根がほとんど見えないので家が実際より小さく見え、バランスをとるのが難しい。
・使用できる屋根材が限られる→ガルバリウム鋼板や銅板化粧ストレートに限られることが多い。
などです。
次回は急勾配についてお伝えしたいと思います。街の屋根やさんご紹介
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