ガルバリウム鋼板屋根についてよく聞かれる質問をまとめてみました。前回のガルバリウム鋼板のメリットとデメリットと一緒に参考にされてみて下さい。
▶「ガルバリウム鋼板」と「トタン」は同じものか?
→ガルバリウムは鉄をベースにメッキ加工をしたもので、見た目が似ていますが、トタンは亜鉛のみをメッキしているので全く別物です。
▶「横葺き」と「縦葺き」どっちがいいのか?
→縦の方が雨仕様、(対台風など)軒の強度に勝りますので緩勾配の屋根や長めの軒に対応できます。施工費も縦の方が安いです。
横でも勾配2.5以上で施工されていれば何ら問題ありません。
▶カバー工法と葺き替えどっちがいいの?
→既存の屋根の種類がスレートや金属屋根などの平らな屋根材で、かつ雨漏りなどがなく、下地の野地板がしっかりされている場合にはカバー工法がオススメです。
既存屋根材の撤去費用が掛からず工期も短時間で済みます。
逆に瓦屋根など凹凸のある屋根材にはカバー工法は不向きです。また太陽光発電の設備も難しくなるので予定のある方にはカバー工法はオススメできません。
雨漏りが発生していて下地の野地板が劣化しているような場合や耐震性能に余裕がない場合には葺き替えをオススメします。