広島市や廿日市市でも事例あり!屋根に苔が生えている⁈原因と対処方法は?
苔は湿気を好みます。自宅の周りに川や池があったり、背の高い木などがあって風通しが悪かったりすると、苔が発生する原因にもなります。
苔は直射日光が苦手なので、南側の屋根よりも日陰の時間が長い北側の屋根に発生しやすいです。
また、屋根の構造によっては谷のようになっている部分もあり、谷部分には雨水や砂、ホコリが溜まりやすく、屋根の塗装が劣化していて表面の水はけが悪いと水分が屋根材自体にとどまり苔が繁殖しやすくなってしまいます。
屋根材ですと、素焼きの瓦(ガーデニングの鉢植えのような無塗装の瓦)や塗装がはげて表面がざらざらしているスレート屋根材に苔は生えやすく、逆に釉薬を塗っていたり、いぶしてあったりする瓦に苔は生えません。
金属の屋根材に苔が生えているところもあまり見かけることがないので、表面がつるつるしていると付着しにくいのかもしれません。
その他にも屋根材が古くなってしまうと、表面の塗装が剝がれて雨水が浸水しやすくなり、苔が生えやすくなる状態になってしまいます。
屋根が変色する原因は、経年劣化が主な原因ですが、苔を取り除いた部分は高い確率で変色しています。水分を多く含んだ苔により、屋根表面の塗膜の劣化が早まってしまうことが主な原因です。変色が始まっている屋根の塗膜は防水性が低下していることも多く、本来の屋根の機能にも悪い影響を与えます。
そういった場合、屋根の再塗装や葺き替え工事が必要になってしまいます。
経年の変色は仕方ないことですが、苔の繁殖を早い段階で食い止めることで屋根の塗膜を長持ちさせることができます。
屋根の種類によって対処方法も異なりますが、広島市は6月の梅雨の時期から梅雨の後半にかけて雨が降る日が多かったので、一度ご自宅の苔の有無をチェックして検討してみてはいかかですか?早い段階で苔を取り除くことが大切ですが、屋根の点検や作業は非常に危険ですので、高所の場合などは無理をせず、専門の業者に相談、依頼し、適切な対処をするように心掛けましょう。
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