広島市や廿日市市でも庇の取り付けは可能です!~庇の役割と効果について~
庇とは屋根の一種で、家の周囲に設けられる軒とは区別されることがあり、扉や窓の上にある日除けのための小さな屋根を指します。
庇の種類には「陸庇(ろくひさし)」と「腕木(うでぎひさし)」の2種類があります。市販されているほとんどが陸庇に分類されます。
陸庇(ろくひさし)
主にモルタル壁やサイディング貼りの外壁に取り付けられます。上辺の勾配はゆるく、下部が水平になっているのが特徴で、ハネ出し・片持ちとも呼ばれています。
腕木庇
日本の伝統工法や純和風建築でよく見られる庇です。柱にほぞ穴をつくり、ほぞを差し込んで付けられた腕木に小さな桁(出し桁)を掛け、それを支えに屋根材に傾斜をつけて張る庇です。
最新の新築住宅では、建築面積の関係から庇のない住宅が増えました。しかし、庇があることで住宅を紫外線や雨から守る重要な役割があります。
庇設置のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
・日光を防ぐ(夏場は日差しを遮る)
・雨を防ぐ(雨でも窓を開けられる)
・雨音を防ぐ
・外壁の汚れを防ぐ(窓や玄関・外壁などに汚れがつきにくい)
デメリット
・外観デザインで好む人が少ない
・工事費用が少し高くなる
・雨漏りの原因となる可能性があること(中でも外壁の結合部分に不具合が出やすく気づきづらい)
庇の寸法を決定する際は、夏場の日射角度を基準にしましょう。庇には日当たりを調整するという役割がありますが、夏場の強い日差しを遮り、冬場の光を取り込むようにすることで「夏は涼しく、冬は暖かい」住環境を確立することがでいます。
広島市で庇取り付け工事・修理に対応できる可能性のあるリフォーム会社は約500店あります。
庇は後付けでも設置が可能です。後付けを検討している場合には壁に穴を開けない独立型の庇を選ぶとよいでしょう。
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