広島市や廿日市市でもありうる!自然災害時に多くみられる建物被害と応急処置について
今回は自然災害時に多く見られる建物の被害とその応急処置について簡単にまとめています。
突然の地震や台風で建物に被害が発生してしまう…そういった突然の事態あってしまった場合、建物を自然災害から守るためには、災害時にどういった被害が出やすいのか知っておき、普段からその部分に劣化がでていないか確認しておくことがとても重要となります。
また、そういった被害が出てしまった場合に必要な応急処置も合わせてご紹介したいと思います。
【ケース1】
地震で棟瓦が崩れる。台風の強風で棟板金が破損する。
屋根の頂上部分の棟瓦や棟板金は地震や強風の影響を受けやすく、自然災害で崩れる・飛散するといった被害が非常に多いです。この場合、放置すると棟できた隙間から雨水が侵入しますので、崩れた部分を撤去し、ブルーシートで雨養生するのが一般的です。
【ケース2】
地震で瓦が落下する。強風で屋根材が飛ばされる。
屋根が万全な状態であれば、地震や強風で屋根材が落下・飛散するなどの被害はあまりありません。しかし、経年劣化で固定力が緩んでいる場合、簡単に屋根材が飛ばされてしまいます。この場合は破損した部分にブルーシートを被せ、テープや土嚢でしっかり固定する雨養生が行われます。
【ケース3】
外壁が破損してしまう。目地部分から雨漏りする。
台風の強風は、横殴りの雨となりますので、外壁のクラックや目地部分のコーキングの劣化から雨漏りが発生することがります。また風に飛ばされてきたものが外壁に当たり、破損することもあります。目地の劣化であれば、ひとまず雨漏りしている部分にコーキングを追加する、外壁自体が破損している場合はブルーシートで雨養生するなどの応急処置が多いです。
雨養生として施工されるブルーシートは、当然ながら屋根材と比較にならないほど耐久力が低く、数カ月程度で穴があいたり、テープが剝がれて隙間ができてしまう可能性があります。応急処置とは、あくまでも緊急対応のためのもので、できるだけ早く本格的な修理工事に入ってもらえるようにしなければいけません。
広島市や廿日市市で屋根点検をしたいなどありましたら、街の屋根や広島西店までご相談下さい。
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