広島市や廿日市市でも起こりうる 冬場の屋根トラブルと注意したいこと
屋根への被害と言えば、雨漏りや地震・台風などの自然災害のイメージが大きいですが、それだけが屋根に影響を及ぼす被害とは限りません。
今回は広島市や廿日市市でも起こりうる冬場の屋根で注意したいことをまとめてみました。
◎雨樋を点検しよう◎
雨樋は下から見たのでは中の状態が分かりません。11月頃になると落ち葉が増えてくるので風で吹き飛ばされた落ち葉が雨樋に詰まっていたりすると雨漏りを発生させてしまうことがあります。他にも屋根に積もった雪が屋根から落下する際に雨樋の上を滑り落ちるため、雨樋を破損させてしまうこともあります。
◎落雪について◎
冬から春にかけて多いのは落雪トラブルです。
屋根に積もった雪は落雪の際に屋根材がズレてしまうなど、屋根の雨漏りの原因になることもあるので大雪が降った際には十分な注意が必要です。
◎凍害について◎
凍害とは、瓦に伝わる温度差が厳しい時に瓦の表面や内部でおきる剥離(はくり)のことを言います。瓦は吸水率が0%ではない為、どうしても中に少し水が浸みこみます。
冬の寒い時に水分を含んだ瓦が冷えて氷となり体積が増え剥離が起きることがあります。
この繰り返しにより瓦が溶けているような、また表面をはじいた様な現象が起きます。これを「凍害」といいます。
本来、非常に耐久力が高いはずの瓦が何の衝撃も受けずに、自然と崩れていってしまうのです。もちろんですが、瓦が欠けて屋根に隙間が出来ると、そこから雨水が侵入し、雨漏りの原因になることもあります。また崩れた瓦が雨樋に落ちて、雨樋の水の流れをせき止めてしまうなど、様々な屋根トラブルが発生する可能性があるのです。
そして、凍害の恐ろしさとしては屋根だけにとどまらず外壁ボードにまで被害がでることです。
寒い冬場であれば日本中どこで起こってもおかしくありません。
基本的に凍害というものは、瓦や外壁材の経年劣化が進み、内部に水を含みやすい状況になっていることで発生するものなので、しっかりと点検を行い、悪くなっている部分は補修するなどすれば未然に防ぐことも可能です。
きちんと屋根を点検することが屋根や建物を長持ちする事に繋がります。
広島市や廿日市市で屋根点検をしたい、お困りごとや気がかりな事がありましたら、街の屋根やさん西広島店までご相談ください。
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