カーポートやテラスで使われる波板の施工についてご紹介します
波板はカーポートやテラスなどの屋根としてよく使用されている素材です。
加工しやすいものだとご自身でDIYをして使用されている方もいらっしゃいます。
今回は波板の施工についてご紹介します。
まず波板は何に取り付けているかというと、アルミや木で組んだ骨組みに取り付けます。
その骨組みの大きさによって波板のサイズを選びましょう。
長さはさまざまあり、6尺(1820mm)~12尺(3630mm)が代表的なサイズです。
サイズが無い時は、少し大きめを購入してカットします。
また波にも大きさがあり、凸凹になっているところの凸~凸のてっぺんまで32mm~76mmがありますが、良く一般的に使われるのは32mmのものになります。
巾に関しては重ね代が必要で2.5山分くらいは必要になります。
その分多く幅を考えて枚数を用意します。
取り付けに使用するクギやフックにも種類があります。
骨組みが木の場合はクギを使い、アルミの骨組みにはアングルなのか角パイプなのか丸パイプなのかでも変わってしまい、形状を確認して選ぶ必要があります。
またクギやフックの先に傘が付いており、クギが波板から抜けないようにしています。
それにも素材があり、プラスチックやステンレスがあります。
対応年数を考えるとステンレスですが、強風の際に波板があおられ骨組みごと飛ばされることがあります。
こちらも選び方には注意です。
取り付け方は5山おきに笠釘で固定していくのが基本で、また山の部分に取り付けるようになります。
先に波板に穴をあけてから取り付けを行います。
軒先の方は風の影響を受けりため3~4山ごとに取り付けた方が良いです。
ポリカの波板は裏表がありますが、ラベルを貼っている面が表なのでそこにも注意してください。
波板の交換だけだと作業は大変ですが難しくはないので、危なくない場所であれば自分で修理も出来てしまいます。
それでも準備が大変だったり、作業する時間の確保が難しかったり、やバルコニーの上など危ない場所で出来そうにないようでしたら是非お問い合わせください。
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