屋根の形状、陸屋根のメリット・デメリットについて
その中の一つに陸屋根というものがあります。
通常屋根の形状は雨水をながす為に斜めになっているのですが、陸屋根は勾配がほとんどなくフラットになっていて、箱の形のスタイリッシュな外観のお家になります。
何十年か前までは瓦屋根の勾配のあるお家しかなかったのですが、近年はこういった形状のシンプルな建物も増えてきています。
陸屋根にする大きなメリットは、屋根を屋上スペースとして有効活用することが出来ます。
大きな屋根だと洗濯物を干す以外にも、外のリビングとして寛ぐ空間だったり、バーベキューを楽しんだり、様々な使い方が出来ます。
また勾配のある屋根と違って水平の歩けるスペースの為、メンテナンスもしやすく足場を組む必要がありません。
普段から目につきやすいので、劣化等の症状も見つけやすい場所です。
逆にデメリットとしては、傾斜がほとんどないため水はけが悪く、傾斜がある屋根と比べ雨漏りが起こりやすくなります。
また太陽光が当たりやすいため、紫外線劣化により素材によっては数年に一度メンテナンスをする必要があります。
広島市や廿日市市も場所によりますが、平らな屋根のため雪も積もりやすく、積雪量が多くなると建物に負荷がかかってしまいます。
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