「ベランダ」・「バルコニー」・「テラス」の違いって?
「ベランダ」・「バルコニー」・「テラス」の違いについてご存知でしょうか?
何気なく聞いているけれど、それぞれに定義があります。
◆ベランダ◆
屋根のある2階以上の張り出し部分のことです。
洋風住宅で家屋の母屋から外側に張り出した屋根のある縁、または和風住宅で庭などに面して取った屋根のある縁側や廊下を意味します。緑や柵で囲まれたもの、囲まれていないものどちらも含みますが、重要なのは「屋根がかかっている」というところです。広さにもよりますが、屋根があるので雨の日でも洗濯を干すことができます。
◆バルコニー◆
2階以上の建物から張り出した屋根のない手すり付きのスペースです。
上の階のバルコニーの床が庇になっているだけであれば「屋根」とはならず、バルコニーになります。
なお、日本ではバルコニーには建築基準法施行令で100㎝以上の幅と110㎝以上の手すりを付けることが定められています。
◆テラス◆
建物の1階から突き出した部分のことです。
簡単に言うとそれぞれの違いは
「ベランダ」と「バルコニー」の違い
→屋根があるかないか。
「バルコニー」と「テラス」の違い
→1階か2階以上かの違い。
一軒家で和風であれば「ベランダ」ではなく「縁側」と呼び、2階以上を「ベランダ」と呼びます。
洋風になると1階で屋根がついていても「テラス」と呼びます。
またマンションなどの集合住宅の場合は屋根がない場合に「テラス」、屋根がついている場合に「ベランダ」と呼ぶことが多いです。
同じような物だと思っていたけれど実は結構違ったりします。これからお家を建てるという方や物件を探すために間取りを見る方はこの違いを知っておくと思ったのと違うという失敗を招くことがなくなると思います。
ぜひご活用下さい。
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