魔除けや厄除け、家内安全、災害回避、商売繁盛など、古くから家や住まわれる人たちにとって守り神のような意味合いがありました。

鬼瓦がどこについているかというと、屋根のてっぺんにある棟の両端に取り付けてあるものが鬼瓦になります。

鬼瓦は銅線や針金などのワイヤーと、漆喰で落ちないよう固定されています。

この銅線などが劣化で切れてしまうことがあり、鬼瓦がずれたり取れたりしてしまうことがあります。

また漆喰が剥がれてしまうこともあるので、ずれたりすることがあります。

鬼瓦がそうなってしまうと棟の内部に雨水が侵入し土が崩れて棟瓦がずれたり、そこからもまた雨が侵入してきてしまい、どんどん雨漏りの原因が広がってしまいます。

屋根全体としたら鬼瓦はほんの一部でしかありませんが、どの瓦も雨漏りを防ぐのに大事なものになります。

異変を見つけましたら、屋根屋さんに相談されてみてください。